
「風のつぶやき」は、河原成美がお届けするコラムです。

新年おめでとうございます。昨年11月に『一風堂 松山店』、12月に『一風堂 池袋店』をオープンし、皆さまには大変お世話になりました。新しい2軒に加え、他の一風堂や五行、行集談四朗商店を今年もよろしくお願い致します。
新しい年を迎え、皆さんも「今年の抱負は〜」と計画を立てておられることでしょう。僕自身も、目標設定は夢実現のためにも大切だと考えています。現実として、45歳を前に立てた3つの目標、10年計画において、今年がちょうどその10年目にあたります。
・人様の前で一年に10回、10年間講演をする。
・一年に一冊、10年で10冊の本を出す。
・『力の源通信(この冊子)』を2ヶ月に一回、10年間出し続ける。
会社の直接の仕事以外にこの3つの目標を立てたことが、自分の考え方を整理し、物事への取り組みを決める上で、功を奏したと思っています。力の源通信もこれが57号ですから、7月初めに出る号は記念すべき60号となります。
時のたつのは早いもので、ホントに「あっ」という間の10年でした。この10年計画がなかったら、芯が定まらないままフラフラしたかもしれません。
普段から夢や目標についてよく話す河原ですが、「3」「5」「10」という数字はこれまで意識してきた数字です。「石の上にも3年」「5年後には‥‥」「せめて10年間は続けよう」というようなことを折にふれ言ってきました。
しかし、ある時ふと考えたのです。「3年、5年、10年を構成する一年一年がしっかりしないまま、漠然と5年、10年を考えてもうまくいきっこないよな」と。そして「一年を固まりで考えるのではなく、細かく分解してみよう」と。一年は365日、一日24時間。たまたま何かの書物で目にしたことが頭の隅に焼き付いていました。「24時間×365日=8760時間」。そう、一年は8760時間で成り立っています。
人にもよるけど、一日6時間眠るとすると2190時間。よく働く人で年間300日、一日平均9時間働いたとして2700時間。ほかに食事の時間、入浴や身支度、身の回りのことなどに費やす時間、通勤など移動の時間、と考えていくと‥‥。果たしてあなたが自分の自由に使える時間は何時間あるでしょう? その自分時間をどう活かすか? また、眠る時間・働く時間・その他時間の構成比率をどう考えるか?
また別の観点から一時間の労働単価を考えると、先ほどの労働時間・年間2700時間で計算したとして、年収1000万円稼ぐ人の一時間は約3700円に、年収500万円の人は一時間が約1850円に値します。時間をお金だけで計るのは必ずしも適切ではありませんが、時間価値を考える上でイメージしやすい置き換えとしてあげさせていただきました。
今年も一年365日、8760時間が既に何日、何時間と減っています。漫然と過ごす一日の積み重ねから、一年を時間の集積と捉えることで、中身の濃い時間がつくれるのではないでしょうか。あえて、自分を鍛え血肉となる時間を取り込みながら、充実した一年を過ごすのもいいかと思います。
僕は10年計画の・項目め、残り2冊の本を今年中に書き上げたいと考えています(昨年11月に8冊目の本ができました)。力の源通信も60号に向け、さらに良い誌面を目指します。よろしくお願い致します。
|